フリーが立てるべき目標とは

インフラエンジニアは、ネットワークの基盤を作る大事な役割を持ちます。華やかなシステム開発とは異なり、問題なく稼動して当たり前とされる地味な仕事です。しかし、その需要は多く、そのためにフリーで仕事を請け負う人も増えています。社内システムをネットワーク化する会社はまだまだ多く、さらにクラウド化などの案件ともなれば、かなりの仕事があります。そのような中でフリーで働く目標として、さまざまなことが挙げられるようです。
まずは収入ですが、会社員の頃の1.5倍は必要とされます。これは、健康保険や国民年金などの負担と、仕事が減った時の備えなどを考慮してのものです。そして、大切なのは仕事の品質を高める目標です。フリーで働く以上は、ライバルの存在を無視できません。仕事を委託する企業としては、誰に依頼するかを常に比較しています。そこで差別化を図れるのは、料金と品質です。料金を不必要に下げてしまうと、生活が苦しくなります。そこで、いかに満足してもらえる品質を保持するかが課題です。ネットワークのインフラは、安心して使えることが絶対条件となります。
そして、クラウド化が進むことにより、エンジニアは仮想サーバーに関する知識も求められるので、ハードウェアだけではなくソフトウェアにも詳しくなる必要があるのです。そのような知識と技能を高めることで、満足してもらう仕事ができるようになります。そのため、日々自身を向上させることを目標に掲げることが必要です。